イチジク(無花果)
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クワ科イチジク属の落葉高木。西アジア原産。
小さな花が多数入った花嚢をつけ、雌雄異株で、雌株の花嚢が果嚢になる。
原産地に近いメソポタミアでは6千年以上前から栽培されていた。
果実は生食するほかに乾燥イチジクとして多く流通する。
欧米では生食は極めて少なく、大部分は乾果として利用されている。果肉や葉から出る白い乳液にはゴムに近い樹脂分が含まれるが、民間薬として、疣(いぼ)に塗布したり、駆虫薬として内服した。正常な肌に乳液がつくと、かぶれやかゆみが起こることがある。
イチジクの花言葉:豊富、裕福、平安、飽和、子宝に恵まれる、多産、実りある恋