冬の延暦寺・椿堂
延暦寺創建前の時代に聖徳太子が比叡山に登った際、自身が護持していた観音像を安置し、建立したとされる。この地に太子が愛用していた「椿の杖」を堂の脇に挿したところ、芽を出し育ったという伝説が残っています。堂の近くに椿の木があります。
織田信長の比叡山焼き討ち(1571年)で堂は焼け、現在の堂は1704年に再建された。
現在、僧侶が90日間、堂に籠って座禅に集中する修行「常座三昧」の場と使われる。