磯部の御神田から地中海村 | |||
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約2000年前、倭姫命(やまとひめのみこと)が志摩の地で白真名鶴が稲穂を落とすのを見てその地を神饌(供物)作りに選び、天照大神への御米の栽培が始まったと伝えられます。 この“稲穂を落とした鶴”の伝説は祭りの歌詞にも織り込まれており、代々受け継がれてきました。 平安時代末期から鎌倉時代初期に始まったとされ、1990年には「磯部の御神田」として重要無形民俗文化財に指定。以降、香取神宮(千葉)、住吉大社(大阪)と並び“日本三大御田植祭”に数えられるようになりました。 見どころは静と動のコントラスト ・竹取神事:泥田で裸姿の男たちが激しく忌竹を奪い合い、会場に歓声が湧く荒っぽさ。 ・御田植神事:倭姫命の装束に身を包み、静かに苗を植えていく彩り豊かな風景。 その後の「踊込み」では華やかさと締めの厳かさが融合します。 |