比良八講荒れじまい
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かって旧暦2月24日に、滋賀県の比良大明神(白髭神社)で行われた、比叡山延暦寺の衆徒に

よる法華経八巻の読経と供養の法会。現在は毎年326日に近江舞子湖畔にて開催。

衆徒や山伏などが集まって湖畔を練り歩いたのち、琵琶湖上で慰霊法要や湖上安全祈願が行われる。

「比良八講」は春の生活と行事の季語となっています。

 ちょうどこの頃、寒気がぶり返し、比良山地から吹き下ろす強風によって琵琶湖が荒れることから

この強風を「比良八荒」と言い、春の天文の季語となっています。